ホウケイ酸ガラス製の、経済的な軽量化・低イナーシャ鏡材を提供致します。 外径 20mm から 2000mm まで、枚数によらず対応可能。 異形材もお任せ下さい。キャスティングにより製造するため、機械加工品と比較して、圧倒的に経済的です。

ライダ光学系、反射望遠鏡、高速スキャナ、補償光学用ミラー、航空機搭載用の光学系を計画される際には、ぜひ Wangness社の軽量化ミラーをご検討ください。

製作例 ： 大型平面ミラー基板 / 軽量化率 40%

米国エネルギー省ｎ Brookhaven 研究所(http://www.bnl.gov/world/Default.asp)向けの ライダー用大型平面ミラー基板。サイズは 1220mm x 1702mm x 127mm、 重さは 180kg、軽量化率 40%。

製作例 ： 熱特性を考慮した 大型望遠鏡材

米国アリゾナ州立大学の月惑星研究所(http://www.lpl.arizona.edu/)が 実施している Spacewatch プロジェクト用の 940mm鏡材です。既設の反射望遠鏡ミラーの熱特性を改善するために採用されました。 ミラーの背面構造は、既存の鏡面支持機構に適合するように設計されています。

製作例 ： F1.5 , φ1050mm の穴付きミラー材

直径1050mm X 160mm のセンターホール付の鏡材。 背面は三角リブ構造。 面形成のコスト低減のため、あらかじめ F:1.5 相当の放物凹面状(50mmサグ)に仕上げてあります。

製作例 ： 航空機搭載用ライダー平面鏡材

米国の国立大気研究センター(http://www.ncar.ucar.edu/)/ 国立海洋大気庁(http://www.noaa.gov/)向けの航空機搭載用ライダー平面鏡材。 サイズは 380mm x 533.4mm x 63.5mm。 6.8kg。このミラーは、鏡材の内部に気泡を発生させることのない様に圧力成型によって形成されました。 背面はエッジに向かうほど薄くなるテーパ形状、補助リブ構造、3点サポートの受け部となるメスネジ部材が実装されています。

製作例 ： F1.0 用球面ミラー材 (テーパ・バックタイプ）

熱解析には Network Analysis社の SINDA/Gを使用しています。FDM（有限差分法）によるソルバソフトウェアです。 輻射解析には TAC Technologies社のNEVADAを使用しています。熱輻射の解析に必要な、形態係数および軌道を計算します。

製作例 ： φ70mm t=13mmの鏡材 35g

反射望遠鏡用の副鏡材。直径は70mm、厚さ 13mm。このミラーの駆動によりフォーカシング行うタイプの反射望遠鏡に用いられました。 高速駆動を実現するため、質量は 35gm に押さえてあります。 単位面積あたりの重量は 9kg/m2 です。リブ厚、ミラー面の厚ともに 2mmで、背面テーパタイプです。

ミラー材の設計解析・研磨

ジェネシアでは、お客さまの用途に合わせて ミラー構造の静的/動的機械特性や、熱解析を実施しています(別途有償)。 軽量化率の大きなミラー材を検討される際、あるいは高速スキャン時のイナーシャを定量的に解析する必要のある場合には、ぜひ お申し付けください。

お問い合せは 電話 (0422-76-2773) または メール にて。

組み込みサポート

軽量化ミラーの性能を最大限に引き出した光学システムを構築するには、その前段および後段の光学系/機構系とのマッチングを確実に実施することが重要です。 弊社ジェネシアでは 高度な光学系開発力を駆使して、そのためのサポートを致します。 サポート範囲は、コンサルテーションから、設計のみ、あるいは製造・量産まで、ご希望に応じて承ります。

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