乗鞍岳の山頂に設置された乗鞍緑色輝線撮像装置『コロナグラフ“NOGIS (Norikura Green-line Imaging System) ”』は、 装置の内部で人工日食を起こすことで、太陽コロナ輝線やHα輝線を観測する。
13回電離した鉄イオンが発する輝線スペクトルを測って、200万度コロナの強度と運動を観測する装置。この装置を用いて、 太陽コロナの加熱メカニズムに関する研究が進められている。
ジェネシアはレンズユニットの設計と製作を担当した。
▲乗鞍緑色輝線撮像装置
▲太陽コロナの画像
画像提供:国立天文台 乗鞍コロナ観測所