オーロラ観測衛星 "れいめい" は、航空研究開発機構が東北大学とともに開発し、 2005年8月にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられました。 "れいめい"には多波長オーロラカメラ(MAC;Multi-spectral Auroral Camera),プラズマ粒子観測器等が 搭載されています。
これらのうち、ジェネシアは多波長カメラの光学系開発を担当しました。
オーロラカメラは特定の原子・分子・イオンの発光するオーロラを撮像できます。 具体的には、窒素分子イオンの出す 青色オーロラ(波長427.8nm)、 酸素原子の出す緑色オーロラ(波長557.7nm)、および 窒素分子の出す ピンク色オーロラ(波長670nm)を同時に観測できます。
一連の画像からオーロラの発光プロセスが定量的に解析されます。特徴的なオーロラに関する動画が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のサイトにあります。 ここからご覧ください。
[ 画像提供/掲載許諾宇宙航空研究開発機構(JAXA) ]